お米への取り組み
吉田屋では長年の経験と知識を生かすだけでなく、お米マイスターやお米アドバイザーといった資格も取得し、
より安心・安全な美味しいお米を食べて頂けるように取り組んでおります。ご家庭でも美味しくいただけるためのご提案もさせていただきます。
精米工程
- 1貯蔵
- 吉田屋では、玄米を「低温倉庫」で保管しています。倉庫内の温度を15℃以下、湿度を60~80%の条件にすることで、食味の劣化や、かびや害虫の繁殖を防止しています。
- 2選別
- そして精米する前には「色彩選別機」で、混入した籾やカメムシの被害粒、極端な緑の未熟米などを除きます。
- 3精米
- それから「精米機」で精米します。完全に白米にしない3分~7分づきといった「分づき米」にすることもできます。
- 4除去
- 最後に「セレクター」で、小米・砕米を取り除きます。お米の粒の大きさが揃うと硬さにムラのない、ふっくらとした、とても美味しいご飯に炊き上げることができます。
お米の保存方法
精米したてのお米を美味しく維持するための保存方法をご紹介します。
ポイント粗熱が無くなったのを確認!
精米したての白米が熱いまま、通気孔の空いていない袋に入れると、袋内部で結露を起こし、白米の品質劣化につながる場合がございます。当店では精米時の粗熱が無くなったのを確認してから米袋に入れております。ポイント空気に触れる量を減らす!
白米自体がとても通気性が良いので、ジップ付きの密閉した袋や容器に入れることによって、白米の酸化を最小限に留めつつ、他の食材や消臭剤・芳香剤などの香りを白米が吸収するのを防ぐことができます。ポイント涼しい場所で保管!
もちろん白米も野菜と同じく生鮮食品です。誤って"シンクの下"など、お湯が流れたりして室温が不安定な場所に保管すると品質劣化の原因となってしまいます。冷蔵庫の野菜室など涼しい場所に保管することによって、米の虫が発生するのを防ぐことができます。ポイント大量に購入しない!
密閉状態で野菜室に保管した場合は、1か月ほど品質の劣化速度を緩やかにして美味しく召し上がって頂くことができます。常温保管されている場合は、環境にもよりますが、2~3週間以内で召し上がられる量を目安にお買い求めください。
資格等への取り組み
吉田屋では、より安心・安全な美味しいお米を食べて頂けるように、長年の経験と知識を生かすだけでなく、
お米マイスター・お米アドバイザー・ごはんソムリエの資格も取得し、新しい情報も取り入れております。
お米マイスター
マイスター(MEISTER)とは、ドイツ語で「巨匠・師匠」の意味です。職人の国ドイツでは、優れた技術者を育てるためにマイスター制度を設けて、厳格な運営をしてきました。お米マイスターは、日本米穀小売商業組合連合会が主宰する、お米に関する専門職経験がある人のみに受験資格がある、いわば、お米の博士号とも言える資格です。“ごはん”を中心とした食生活は、バランスの良い健康的な食事として世界中から注目されています。日本古来の優れた食文化、お米文化を見つめ直し、ごはん食を中心とした健康的な食生活と、“ごはん”の美味しさ、素晴らしさを多くの食卓にお届けし、未来へと受け継いでゆきたいと考えています。
<五つ星マイスター取得者>
小林祥子(認定番号512-13-373)
小林健志(認定番号510-13-619)
<三ツ星マイスター取得者>
小林華枝(認定番号313-13-678)
東京米スター
東京米スターは、東京都米穀小売商業組合の東京都内米穀店の為の独自の資格である。お米に関する専門職経験がある人、東京都米穀小売商業組合が認めたスキル保持者のみに与える資格です。
<専門職としての知識を生かした次世代への食育提案ができること>
米に関する法令知識が身についていること。
米に対して、食味・品質を見極めが身についていること。
米に関する栄養学、衛生管理等の知識が身についていること。
<東京米スター取得者>
小林健志(認定番号06-0423-1)
小林祥子(認定番号)
小林華枝(認定番号06-0423-2)
ごはんソムリエ
ご飯を中心とした日本型食生活は、栄養のバランスに優れ、低カロリーで肥満防止に繋がるとして注目されてきています。ところが日本では、米の消費量が年々低下し、栄養のバランスも崩れてきて生活習慣病が増加してきています。そこで日本炊飯協会では、ご飯に関する幅広い知識の普及啓発を行い、ご飯の良さを見直してもらい、米の消費・食料自給率向上に繋げる事業として、「ごはんソムリエ」認定事業を行っています。
<ごはんソムリエ取得者>
小林祥子(認定番号07-00590)
一般社団法人和食文化国民会議
一般社団法人和食文化国民会議(略称:和食会議)は、「和食;日本人の伝統的な食文化-正月を例として-」のユネスコ無形文化遺産登録申請を契機に、和食文化を次世代へ継承するため、平成27年2月4日に設立されその価値を国民全体で共有する活動を展開しています。
お米HACCP
HACCPとは、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようする衛生管理の手法です。お米HACCPは従来のHACCPに則った内容で構成されています。